-パラグアイの国・町の情報-
旅する上で注意すること
周辺国とはずいぶん異なる、のんびりした空気を持つ国だ。比較的治安が良いと言われてはいるが、ポイントポイントは気をつけたい。国内の移動手段はバスがメインになるだろうが、とにかく車体が古い。市内バスだろうと長距離バスだろうと関係なく古い、いつ壊れてもおかしくないと思う。また、長距離バスなのにおかまないなしに途中下車を繰り返す。なので移動の際は、充分時間に余裕をもっていきたい。夕方に到着できると思っていたら夜になってしまった、ということは往々にしてあり得る。雨期のシーズンになると、国土が大変な雨に見舞われる。バスの移動が困難になるのはもちろんだが、それ以上にデング熱に注意してほしい。毎年多くの被害者を出す伝染病だ。蚊が媒介するので、シーズンにあたる場合は必ず対策をしていくこと。通貨は単位の大きいグアラニーだが、国境付近ではレートをだまして稼ぐ手口があるようだ。慣れないうちの両替の際は、ゆっくり落ち着いてレート換算をしたい。人々はグアラニー語をメインで話している。もちろんスペイン語も通じるが、訛りがかなりある。タクシー料金が物価を考えるとずいぶん高い設定になっている。うかつに乗ると、財布の中身が足りない可能性もあるので、メータータクシーといえど、乗る前におおよその料金は確認しておきたい。
アスンシオン
● 安宿の探し方 ●
首都のわりにそもそも安宿自体が少ない。町も浅く広く延びているので、到着してから探すのは困難だろう。あらかじめ目星をつけておきたい。例外をのぞけば基本的に安宿は旧市街の公園付近にある。
★ 治安について ★
夜や週末は思ったより人出が少なくなる。首都ということもあり、治安にはあまり期待しないほうがいいだろう。旧市街の北側にはスラムが広がっていて、近年ここで日本人が殺害される事件もおこっている。ホテルの人に、近づいてはいけないエリアを確認すること。
◆ 両替できる場所 ◆
シティバンクのATMはもはやなくなっている。セントロの公園周辺にいくつか銀行があり、どこでもカードで降ろすことができる。また近辺に両替商も多く、旧市街にいるなら困ることはないだろう。ちなみにボリビアーノもたいていの両替商で換えることができる。
▲ 観光のコツ ▲
町は広くのっぺりとしているが、旅行者が訪れる範囲は至極限られている。セントロまで出てしまえば徒歩でいいだろう。路線バスも走っているが、とにかくわかりにくい。
■ 発着について ■
バスターミナルとセントロはかなり離れているので歩くのは当然無理だ。タクシーでセントロまで出ようとすると、けっこう費用はかかる。一人旅なら路線バスがいいだろう。ただ夜と土日は極端に本数が減るので注意。ちなみにアスンシオンに限りタクシーがメーター制。
* ちょいネタ *
今や観光名所の一つなったペンション内山田。本館と新館があり、安い部屋は本館だ。新館は隣の巨大な建物で、ジムや卓球・ビリヤードなどは、本館宿泊者でも使える。ちなみに卓球のラケットは新しくてかなり打ちやすい。
エンカルナシオン
● 安宿の探し方 ●
安宿はバスターミナル周辺に集中している。探すのはいとも簡単。
★ 治安について ★
小さい町なので、あまり気にすることはないかもしれない。メルカド近辺では最低限の注意はすること。
◆ 両替できる場所 ◆
銀行・ATMが極端に少ないので困る。大通り沿いのスーパー内のATM、セントロの公園の隣のATMが使いやすい。両替商は見なかった。
▲ 観光のコツ ▲
狭い町なので徒歩で充分。
■ 発着について ■
バスターミナルから町の端まで歩いても15分程度。宿はターミナル周辺なので、何の心配もない。ただターミナルのオフィスは言う値段がまちまちなので、ちゃんとした値段交渉が必要になる。
* ちょいネタ *
日本料理屋「ひろしま」はあまりにも有名だが、その向かいで夜だけ出る焼き鳥屋台もなかなかのもの。鶏肉は照り焼きダレで、美味だといえる。
イグアス移住区
● 安宿の探し方 ●
ここには宿が現在3つしかない。そのうち安宿といえるのはペンションそのだだけだ。スーパーメルカド41の向かいの石畳を入って行き、左側1軒目のお宅。
★ 治安について ★
昔、なにやら色々と事件もあったみたいだが、今はほぼ完全に安全だといえる気がする。
◆ 両替できる場所 ◆
銀行・ATMはない。またスーパーで外貨払いもできないため、現地の人に換えてもらうしかない。
▲ 観光のコツ ▲
狭い町だし、だいいち公共交通機関がない。ペンションそのだで自転車が借りられる。
■ 発着について ■
スーパーメルカド41内の薬局でRYSA社のチケットを買うことができ、そこで乗車することもできる。ただしシウダーデルエステで買うより少々割高だが…。どこに行くにしろ、幹線道路でバスを拾うことになる。またアスンシオンから来る場合は、41km(クワレンタ・イ・ウン・キロメトル)で途中下車。エンカルナシオンからは30km(トレンタ・キロメトル)の交差点で降りた後、引き続き41km行きのバスを路上で拾う。またブラジルの南パンタナールへ行く予定なら、Pedro Juan Caballeroという町に行くことになるが、そこまでのチケットも上記のRYSAで買うことができる。
* ちょいネタ *
農協の商品でイチオシなのは、イカの塩辛。ある時とない時があるので、好きなら即買い。
シウダー・デル・エステ
● 安宿の探し方 ●
セントロまで出てしまうと、安宿は激減してしまう。自力で探すならバスターミナル周辺をあたろう。
★ 治安について ★
近年悪化の一途をたどっているので、夜間の外出は極力控えたい。また昼はどこにいっても人混みが激しいので、スリに注意。水曜は特に渋滞する。またイグアス移住区までのバスは、US$1で乗れるのだが、ターミナルの客引きはとんでもない額を言ってくることがある。でも粘って待っていると、誰かが適正料金で乗せてくれる。
◆ 両替できる場所 ◆
セントロには銀行・ATM・両替商が無数にあるので心配はいらないだろう。ただし土日と夜間はかなり閉まっているので注意。
▲ 観光のコツ ▲
セントロ内では徒歩で充分だ。
■ 発着について ■
アルゼンチン側に行くのもブラジル側に行くのも他の町へも、当然基本はバスターミナルからの出発となる。ここからセントロまでは歩いていけなくもないが、荷物があるなら市内バスでもいいかもしれない。バス乗り場はターミナルから5分ぐらい離れた大通り、ガススタンドのあたり。もし自分がセントロにいるのなら、西の大通りからアスンシオン行きなどに拾って乗ることもできる。
* ちょいネタ *
免税の町なので買い物を楽しみたい。もしこれからブラジルに行くのなら、CD-RやDVDの値段が跳ね上がるので買いだめしておくといい。セントロコメルシアル・ライライという建物があり、安く効率よく買い物をしたいのなら、そこにいってみるとよい。
パラグアイからボニート(ブラジル)へ抜ける
● 国境名 ●
ブラジル側 - PONTA PORA(ポンタポーラ)
パラグアイ側 - P.J.CABALLLERO(ペドロフアンカバジェーロ)
★ 雰囲気 ★
国境の町は大通り(AV.Internacional)を隔ててこっち側・向こう側という感じで国が分かれており(つまりその通り自体が境界線)、ボーダーというものを全く感じさせず、未だかつてない見たことのない不思議な雰囲気だった。普通に歩いているといつの間にか国境を跨いでしまっている。ここは便宜上二つの名前を町が持っているが、基本的に同じ町だと思ったほうがいいだろう。町看板だけがポルトガル語・スペイン語と分かれているのが、何より印象的だ。
◆ 手続きと位置関係 ◆
パラグアイ側の出入国手続きはアドゥアナという税関とイミグレーションが一体化した立派な建物で行う。ここはパラグアイ時間で朝7時オープン。またブラジル側はポリシア・フェデラルという町交番のようなところで行う。こちらはブラジル側で朝9時オープン。日曜日はどちらも閉まっているので、よく注意すること。いずれも荷物検査などは全くなく、極限にスムーズ。
アドゥアナからパラグアイ側のバスターミナルはかなり離れているので、歩けない。アドゥアナからポリシア・フェデラルまでは、およそ10ブロック。頑張れば歩ける。ポリシア・フェデラルからブラジル側のバスターミナルまではかなりあるので、歩けない。早朝・深夜をのぞけば、いずれも路線バスが走っているようなので、うまく捕まえるといいだろう。
▲ 体験談 ▲
ここからは私の通った、パラグアイのシウダー・デル・エステからブラジルのボニートへ抜けるルートを、順を追って書いておきます。必要な方は参考にしてください。
1. シウダー・デル・エステ21:30発のバス(G7~80000)
ちなみにイグアス市はメルカド41前を22:10頃通過
2. P.J.CABALLEROに5:30到着
3. 早朝だったのでアドゥアナまでタクシー(1台G20000)
4. アドゥアナからポリシア・フェデラルは徒歩(約30分)
5. ポリシア・フェデラル→バスターミナルは市内バス(R2)
6. ポンタポーラからドラード行き10:30発(R16)
7. ドラードからボニート行き15:00発(R40)
8. ボニート着21:30
国境ではグアラニーとレアルどちらでも使用できるが、早朝に着くため、その後のことを考えてレアルを多めに用意しておくことを心がけたい。
ポンタポーラからボニートへの直行バスもあるが、早朝6:00の1日1本のため、乗りたければ国境で1泊する必要がある。同日中にボニート着を狙うなら、一見逆方向に進むカンポ・グランジ行きにしぶしぶ乗りドラードで途中下車。そこで乗り換えとなる。ドラード(Dourados)はかなり大きな町。
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