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もうすぐ帰国 |09/14/'07

そろそろ私の帰国も近づいてきました。肉体的や金銭的なことより、精神的なもので旅を終えようと思っています。

ということで、やすやす帰国オフ会などを予定しておりますので、興味のある方は以下のリンク先をご覧ください。全然興味のない方は、なにごともなかったかのように、平常心で次回の更新をお待ちください。

「チキュウサンポ。」&「TABiLOG」の合同オフ会について 外部リンク(TEXT形式です。ふつうにクリックすればOK)

Posted at 15:48

レンソイスオアシス |09/13/'07

レンソイス砂丘

南米を旅するバックパッカーに噂の、レンソイスマラニェンセス国立公園に行ってきました。ここは訪れた人の誰もにオススメされた、「南米ぜったい見逃せないスポット全集(民明書房:刊)」に掲載されるほどの一つなのです。

何があるのかは写真をご覧いただければ分かるとおり、延々と続く白砂の丘に雨水がたまり突如として池が、つまり砂漠のオアシスが形成されている場所です。

まぁあんまり観光地の話題は得意じゃないのでサラッといきますが(えっ!?)、みんなして「ありえないぐらい青い湖」「砂漠の宝石だよ」「世界で一番感動した」的な超絶感嘆コメントをおっしゃっていたので、実は表面上は普通の顔しながらもかなーり期待して訪れてみたのですが……そうでもなかったっス…。

たぶん、その一番すばらしい時期を私は外してしまったんでしょうね…。手元にあるLonely Planetを読んでみても「3月から9月の間が見ごろ」と書いてありますし。

「いやいや、この写真でも充分青いじゃん」とお思いの方、これはレンズにPLフィルターをつけ、しかもカメラのコントラストをかなり上げて撮ったものなのです。たしかに水はキレイです、透明なんですが、青いかと言われれば…いや決して青くはない。しかも「Lago Azul(青の湖)」なんて名前がついてるのに、だ。

別の人が撮った写真を見ると、それはそれはもう、別世界の物のように青く美しいので、ちょっと…いやかなりの嫉妬を覚えるのでありました。

しかもほんとはここに住んでいる、乾季になると石化して乾燥から身を守るという魚を、徹底的に調べつくしてやろうと思っていましたが、残念なことに湖が深いです。お恥ずかしいことに、恐くて入れませんでした…。

ということで、なんとなくシコリの残ったレンソイスの話題には、あまり触れて欲しくないよー的オーラをかもし出しつつ、良き思い出として早いとこ美化しようと思っています。

【レンソイス砂丘】

Posted at 9:50

IE6について |09/12/'07

!すみませーん!

今まで気がつかなかったんですが、当サイトの8月のリニューアル以降、IE6(インターネットエクスプローラ6)を使っている方の一部の環境で、このTABiLOGのデザインが崩れて表示されているようです。

なるべく早く修正したいと思います。

現在、確実に私の意図したとおりに見えてるのは、IE7とFire Foxです。ほんとうに申し訳ございません。

追記:9/14現在 IE6でも90%見れるようなっています。

Posted at 8:16

ブラジル-サンルイス |09/11/'07

サンルイスの町並み

今日も今日とて、どーでもいい近況ばなしを…。

ブラジルで唯一、フランス人によって築かれた町。ルイ14世から名前をとったサンルイスにやってきています。

やってきています、なんて書いても、実はもうサンルイスは飛び出してしまっているので、個人的にはあんまり現実感はないんですが…まぁ余談でした。あくまでリアルタイムの雰囲気でいかなきゃいけませんね…暴露してどうする…オレ。

この町の特徴は、南欧を彷彿とさせるタイルで飾られた町並みです。どの家も個性にとんだタイルデザインを用いて、明るいブルーや淡いグリーンは、蒸し暑いこの町に一種の清涼感を与えてくれています。

一瞬、町を築いたフランス人たちが残していったステキな文化なのかなぁとも思いましたが、やっぱ全然関係なく、普通にポルトガル人の置き土産のようです。当然ですね、タイル→南欧→フランスとはどうしても結びつかないですもんね。

私はけっこうこのタイルが好きでして、そしてアラベスク模様のような青も大好きなので、けっこう気合入れて町を散策しています。変な路地に入っていったりして、今まで見たことないようなタイルを見つけたりするのが楽しい、私にもそんな旅人のような一幕があったりするのです。

ところでそんなことより、暑いです。そりゃそうで、よく地図を見るとサンルイスは赤道直下に近いです。久しぶりの暑さに、これはもうメロメロ。一年ぶりくらいですね、どうしても部屋の中にいられないくらいなのは…。さすがの引きこもり旅行者でもこればっかりはどうしようもなく、毎日お昼になると強制的に部屋を追い出されているようなもんなんです。

ってことで、比較的涼しい午前中にちょっとタイル探しで徘徊したら、午後は私なにやってると思います?

なんとエアコンがグングン稼動してる、大ショッピングセンターのフードコートにいまーす!テーブルでパソコン開いてまーす!どうだー!おりゃー!

そういうわけで完全ダメ人間です、結局ひきこもってんの。でもホント暑いんだもん、ホントだよ。宿の人に聞いたら、一年で一番暑いのは今の季節だそうです。意外にも1~3月くらいが涼しいんだとか…これ言い訳っぽいけど言い訳じゃないよ…って誰に言い訳してんだ、旅の神さまにか。

とにかく一日そういう流れなので、毎日2食ぐらいマクドナルド食べてますからね、自慢じゃないけど。この一週間ぐらいで計上してくれれば、世界一ハンバーガー食ってる旅行者ってことで間違いなしです。店員に顔を覚えられてるからね、そろそろ注文の時に「いつものやつ」でいけると思うよ、実際のところ。

ところでそんな食生活をおくって気付いたんだけど、「マクドナルドは太る」ってよく言われてるけど、私の場合はどんどん痩せてきてるんですけど、なにが起きてるんでしょうね。普通にジュースとポテトをサイズアップとかしたりしてるけど…。

そしてブラジルではパイが二種類あって、アップルパイとバナナパイなんですが、二つでR$3.5というセットがあるのね。なんかお得なような気がしていつもノリで注文して、そして食いきれなくなったりしてます。よく考えると二つで200円ぐらいなので、別にたいしてお得じゃないって値段なんですけどね。

えーと、書いた日記を読み返してみると、後半はもうどこにいるんだか分かりませんね。「ちょっとやすやすさんヤバイんじゃない」こんな噂が流れるのも遠い日のことじゃなさそうです。良かった、有名じゃなくて…。

いつもこうじゃないの、暑いのが悪いの…自己嫌悪。つまんない日記ですみません。

【サンルイスの町並み】

Posted at 18:24

情報ノートの功罪 |09/09/'07

メグちゃん

先日8/30の日記でも書いた「バックパッカーの情報ノート」についてですが、mixiでも同内容を載せたところ「情報ノートがもたらす罪」みたいなものもあるんじゃないか、的なコメントをいただきました。常々たしかにそれも見過ごせない事実としてあると思っておりましたので、続きとして書いてみます。

興味のない方にはもう全然どうしようもない内容ですが、ご存知の方もいらっしゃるように「文責:やすやす」の私としては触れないわけにもいきません。

とまぁそういうことでタイトルは情報ノートの功罪。いただいたコメントを引用し実証するよりも、まずはそれで私が感じたところを述べようと思います。

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そもそもほとんどの個人旅行者というのは、それを持っている・いないは別として、何らかのガイドブックを参考にして旅をしています。もうほんとに99%がそうでして、たとえそれが日本人でもフランス人でもイスラエル人でも、カップルでも女一人でも家族でも老人でもそうです。間違いありません、私は知っています。世界共通、もうみんなしてガイドブックというものを必要としているのです。

たしかにもしそれがなければ、はじめて訪れた町がどんな風に広がっているのかもわからないし、どこが見どころなのかもさっぱりわかりません。あらかじめ訪れるエリアの絞られている短期旅行と違い、根本的に長期旅行ではそれなしにどこの町に・国に行っていいのかもわからないということがよくあります。

また時間がない人には面白いところを効率よく、旅慣れてない人には間違いのない安全な旅するためにも、それは手放せないものだとも思います。プラスして町の地図が掲載されているのというのも、旅人万人にとって非常に大切で意味のあることだとはだれもが感じることでしょう。

つまりこれらガイドブックの特徴から言えることは、それは誰もが認める非常に有効な情報源であるし、持っていてプラスになることはあれ、マイナスになることはあまりない、ということです。

まぁ個人的に思うのは、「地球の歩き方」は観光地の写真を大量に載せて素晴らしさをアピールするより、ワンカットと文章力で旅心をそそって欲しいとは思いますが…写真見せすぎ、そこがマイナス、余談ですが。

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しかし当たり前ですが、みんなが同じようにガイドブックを持って旅するということは、「だれもが同じ町に行って同じホテルに泊まり、同じ場所を訪れ、同じ写真を撮って満足する」という画一化現象がおきます。それがオススメとでも書いてあれば、そうなることは自明の理、決して非難できない当然の帰結です。

この現象をどう思うか、それは人それぞれでしょう。「他人と同じことをなぞってそれで楽しいのか」という意見もよく耳にしますし、「それでは団体旅行と変わらない」という考え方もあることでしょう。「他人と比較して個性的な旅」を求める人たちというのも、またたしかにいる存在なのです。

ちなみに私の意見としては、「旅はファッションではなく個人的なものなので、自分が楽しければそれが一番良い」ですが…。

さて前置きが長くなりましたが(えっ!?まだ前置きだったの!?)、mixiで頂いたコメントは、情報ノートがこういうガイドブックがもたらす現象と同じものを旅行者に与えているのではないか、たぶんそういう意味のものだと理解しております。

えっといいですか、誰もついてこれないと思いますが、それじゃこれから本題に入ります…

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まず私の経験から明白なこととして、「各国の旅行者の中で、日本人がもっともローカライズされている旅人種である」と言えると思います。ローカライズなんて変な言葉を使いましたが、まぁつまり現地に馴染んだ「いわゆる個性的風な旅をしている」とここでは考えてください。

もちろん他国の旅人にも過度なまでにローカライズされた人もいますが、それはごく一部。大半の欧米人はガイドブックに載っている宿に泊まり、同じ店で食事し酒を飲み、夜はクラブへ遊びにいく、となにからなにまでマニュアル化されています。怪しげな現地人宿には決して泊まらないし、妙にマニアックな食堂にはほぼ入りません。見ていて呆れるくらいほんとにお決まりのコースです。

じゃぁ彼らがそういう自分たちに疑問を抱いているかというと、それはおそらくノー。彼らには「ただの旅行じゃん。楽しければいいでしょ、だってこれが一番楽しいんだもん」というサバけた意識が流れているように私は感じています。

そのあたりが日本人との大きな旅のスタイルの違いだろうし、そもそも生き方の違いにまでつながっていることだと思います。私ですらいまだに「旅の在り方が、その人の在り方たり得る」「人生は旅のようで、旅は人生のようだ」と考えてみることもあります。彼らのように、旅と人生はまったく別のものだ、とは割り切れていないというわけです。

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さて、日本人がもっともローカライズされていると言いましたが、それは情報ノートとも深く関係しています(やっと出てきました)。欧米人宿には情報ノートがない、とも前回書きましたが、それは必要がない、という意味で「無い」わけです。

ちょっとぐらいバス代をふっかけられようが、ちょっとぐらい高いホテルに泊まろうが、それはあんまり重要ではない。小さな村で人が良かった、とか、こんなルートもありますってのも重要ではない。つまりローカライズなんてする必要がないんだ、というスタンスが基本だからです。

しかし日本人は良い意味でも悪い意味でもそうはいかない。やっぱりガイドブックだけを読んで作った均一化された旅でいいんだろうか、と疑問を持つんですね。こんなんじゃいけない、どこかへ一歩踏み出したい、踏み出さなきゃ、と。そこではじめて情報ノートという存在が出てくるわけです。

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やっと出てきた情報ノート。おそらく創成期からインターネットが普及しはじめる2000年頃まで、そういった「一歩踏み出したい・踏み出してみたよ」という感じで利用され、広がってきたのだと思います。こんな安くて美味しい店を見つけたのは自分が始めてだろう、皆に教えて自慢したい。ほかの人が行かない町にいってみた、参考にしてください。もともとガイドブックの完成度も低く、欠落している情報も多かったので書き足してみました。

そういう書き込みを見た人が、それじゃ私もやってみよう、面白い体験ができるかも…こういった感じで、顕示欲と好奇心、親切心などがないまぜとなりながら育ってきた文化だと思うんです。

(ところでここまでもかなり想像で文章を書いてますが、ここからはけっこう飛躍します。意見がある方もいらっしゃるかもしれません。)

こういうノートの在り方、それが変わりはじめたのがインターネットが普及した頃からだと思います。それまでは現地のこういう「ガイドブックにはない、おもしろい口コミの情報」は、そこに行かないと分からなかった。だから誰もしたことがないようなことをやってみよう、新しい場所を開拓してみようという気持ちを持って旅をしてる人も多かった。

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しかしやってきた情報社会というのは、こんなところにも入り込んできたんですね。もう自ら積極的に開拓する時代じゃなくなった、と宣伝したんです。

こういう言葉はとても嫌いなのだけど、そういう「古い世代」の人たちが旅から引退していくと、情報社会に最適化した「新しい世代」の人たちが主流を占めるようになってきました。今の30代前半から下の人たちです。彼らは行く先々で知り合った人たちとメールで連絡をとりあい、大型掲示板で質問をぶつけ、有名サイトのデータを自由に閲覧できるようになった世代です。

すでに彼らには開拓する必要がなかったのです。迷うことも困ることも減りました。なにせ自分にこれから起こるであろう困難は、ほぼすべて先達の誰かが経験し克服してきたことで、たとえ旅先からでも、常にその情報を手に入れることができるからなのです。

この開拓する必要がなくなった、というのは、開拓しよう、という気持ちを挫くことでもあります。自分の旅なんてあの人と比べたら…と卑下してみたり、すでにインターネット上で同じような体験談が載っているので、素直な自己満足感を得られにくくなっていくわけです。
こういう今の旅のスタイルは、「古い世代」から言えば「表面的な消極」方向に向かっていると言えるんだと思います。もちろんこれは「旅が個人的なものである」という点を無視してのことですが。

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私はこの「表面上の消極化現象」は、旅だけじゃなく全ての社会経済活動全体で起きている「マニュアル化」の問題だと思います。いろんなことで創造(想像)力の必要性や、臨機応変の必要がなくなってきているんじゃないかと。

すべての行動があらかじめ想定され、予定調和の中に組み込まれた時代。大人になってみたら、あらゆる事象のFAQ(よくある質問)・ヘルプが、すでに用意されていた世代。

ここまで読んでくださる方がどれほどいらっしゃるのか分かりませんが、ありえないぐらい長くなってしまったのでまとめて終わりにしたいと思います。

ガイドブックや情報ノートで起こるマニュアル化個人旅行は、起こるべくして起きた現象だと思います。今はあまりにも情報があふれていますから。この「表面上の消極化現象」の末に、欧米人のような「旅の単純化」が起きるのか、それともすでに「新しいスタイルへの模索」が始まっているのか、今後が楽しみだといえます。

旅は科学や数学とは違います。過去の集積を越えることはできないし、その必要がないものです。絵や文章と同じで個人的であり、また個性的であってほしいと願って、今日もダラダラ旅してます。

【トドス・オス・サントス湾】

Posted at 14:41

旅行者遭遇の確率 |09/07/'07

メグちゃん

(写真は許可を頂いて掲載しております)

いきなりですがタビオヤコ 外部リンクとお会いしました。

お二人のことは出発前からホームページで拝見しており、ぜひ一度お会いしてみたいと思っていたのです。でも世界一周航空券で旅をしていらっしゃるし「とても不可能だろなぁ」と思っていたところの、ここサルバドールが起こした大偶然なのでした。

思っていたとおりの元気いっぱい親子で、一週間にわたって私もかなりバイタリティを分けてもらいました。ま、分けてもらってもこんな程度ですが…凹

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ところでありがたいことに、「TABiLOGは出発前から見てました」と言ってくださる旅行者に、最近何度かお会いすることができました。

これは非常に嬉しいことなのですが、しかしそこでいつも頭をよぎるのは「全然有名でもないこのサイトを知っていてくださって、しかもその人が海外旅行に出ることになって、しかも偶然外国で会えるってのは、いったい何パーセントの確率なんだろう…」ということです。
もちろんそう言ってくれるのは嬉しいのですが、そりゃあまりにも都合良すぎな偶然って感じで「リップサービスだろうな」と常々思っていました。
でもまぁせっかく「偶然にも」タビオヤコと会えた記念として、ちょっとこの確率っぽいものを計算する雰囲気だけでも出してみましょう。

このサイトを見たことある人=まったくのカンで想像するとたぶん1000人ぐらい(日本人の0.001%)。そのうち南米まで来る人=やっぱしヤマカンで20人に1人ぐらい(バックパッカーの5%)。そしてさらにそのうち出会うことができる確率=期待をこめて10人に1人(南米に来る人の10%)。
そしてこのカンだらけの数字からはじき出されるのは…じゃーん!

日本人の2000万人に1人!

えーと、つまりですねぇ。「まさかやすやすさんと会えるとは思っていませんでした」と言ってくれたあなた!稀有な幸運を持つ、そう、あなたは、日本中から選ばれた6人のうちの1人なのです。すごいことですね。宝くじ級の出会い、イコール一億円級の出会いなのです。

そこで、今までにそう言ってくれた人の数を数えてみました…あの人でしょ、あの人でしょ、この人と……と、すると。

ほんと6人!

この計算式が私に教えてくれたのは、もうこのさきTABiLOG読者と会えることは決してないという、人生の厳しさと現実の冷たさ、数式の残す虚無感だけだったのです。かみさま…。

【メグちゃん】

Posted at 14:50

バックパッカークロスワード |09/05/'07

その名もズバリ、「バックパッカークロスワード」というものを作ってみました。いったいそれは何か?という質問が出ないようなネーミングセンスです、はい。

問題はコチラ 外部リンク

世界くるりん 外部リンクという、さわやか三組出身の夫婦サイトに解答を載せておりますので、理不尽な問題たちがなんとなく気になった方はご覧ください。

今回はせっかくブラジルにいるし、ってことで南米をテーマに作っています。はっきりいって南米に来たことがない人には難しくて、ナメンジャネーゾ、コノヤロー、的な立ち回りになるかもしれませんが、そこのところはなにとぞよろしくお願いします。

Posted at 17:35

オロドゥン |09/03/'07

オロドゥム(Olodum)

サルバドールでは現在、毎週日曜日にオロドゥンというパーカッションバンドのライブが催されているというので、同室の旅人に誘われるまま、ライブ会場をちょっくらのぞいてきました。

恥ずかしながら「オロドゥン(綴りはOlodum)」という名前はそれまでまったく知らなかったのですが、ブラジル国内は当然、どうやら世界的にも相当な知名度があるようなバンドだそうで、来日(らいにち)までしたことがあって、日本でもCDが販売されているとのことです。

もともとのサンバに、ボブ・マーリーから影響を受けたレゲエの思想とリズムを乗せたサンバヘギ(Samba raeggae)というジャンルを生み出したのがこのグループだとか。

ンタタ・ンタタ・ンタタ・ンタタ的なサンバに、ウンチャチャ・ウンチャチャ・ウンチャチャ・ウンチャチャのレゲエをミックスし、それを全部パーカッション(太鼓)で作っています。

またこのオルドゥンは80~90'sのブラジル音楽のリーディンググループであったこともさることながら、ほかにもぺウリーニョの貧しいけれどもやる気と音楽的才能のある子どもたちをパーカッショニストへ育てる学校を作ったり、ファベーラへの寄付や啓蒙活動などの社会活動も積極的に行っている、もはや一音楽グループというより、まさに「文化団体オロドゥン」として認知され、国民から敬意をはらわれています。

日韓共催ワールドカップの演奏をつとめたり、大統領の記念式典や国の記念行事などにも呼ばれる、まさにブラジルの国民的グループだといえます。

まぁそういうバックグラウンドは別にしても、このあいだ見たストリートのパーカッションパフォーマンスがあまりにもかっこよく(8/11の日記)、脳裏に強烈な印象を残してくれたので、それに味をしめて「もう一度あの興奮を…」という感じで行ってきました。

ストリートパーカッションとの一番の違いは、路地を歩きながら演奏をし続けるのではなく、当たり前ですがライブ会場で止まって演奏していること。またアンプがあるのでボーカルが入ることです。

前回は路地の隙間を人込みをかき分けて聞いていたこともあり、自分としてはかなり未消化でしたので、やっと落ち着いて聞くことができたのです。

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ライブの演奏予定時間は、18~22時のなんと4時間。しかし私は1~2時間のあたりで店を出てしまいました。途中で退屈になってしまったのです。

あれだけ楽しみにしていたのに、どうしてそう感じてしまったのか、よく考えてみました。

まずパーカッションだけなので、基本的に音楽は単調です。大音量でノリノリのリズムですが、やっぱり単調。曲により若干の変化はありますが、もちろんサンバヘギから逸脱するほどのものではありません。

そして1曲あたりがとても長いです。たぶん15分から20分ぐらい。その間ずーっと打ちっぱなしで、聞いている私としては最初の5分を過ぎたあたりから、だんだん疲れてきてます。また曲間のMCも1分ぐらい。

そんなんだから、頭がだんだん麻痺してきて、いつまでも同じ曲が演奏され続けているような錯覚をおぼえます。つまり休憩なしでひたすらリズムを聞かされ続けるという具合です。

あとはダンスグループがいないこと。ストリートで演奏する場合は、楽団の後ろからアシェーという踊りをおどるダンスグループがまたぞろ着いてきます。そこに誰でも加わって一緒になって踊ることができ、みんな同じ振り付けの盆踊り的な楽しさが味わえます。しかしライブ会場では、客席側になんともいえない雰囲気が漂っていて、そういう感じはまったく0でした。

そんな感じで楽しみにしていたオロドゥンでしたが、私的に「いまいち」という感じで終わってしまいました。たしかに演奏は大迫力で素晴らしい、でも練習じゃないんだし、もっと客のことも意識してほしいなぁ…辛口ですがそういう感想です。

【オロドゥム(Olodum)】

Posted at 13:01

バイーア料理:ムケカ |09/01/'07

バイーア料理:ムケカ

先日ここサルバドールのバイーア料理、その代表選手ともいうべきムケカ(発音的にはムケッカ)という料理を食べてきましたので、紹介しておきましょう。

サルバドールは大西洋に面した海の町で、魚介類が豊富に獲れます。そして周辺に住む80%が黒人の血を引いているという土地でもあります。

そのいっぷう変わった食材・人種という要素に、ヨーロッパから伝わってきたポルトガル料理という背景が重なり、他のブラジルの町や南米の国々とはずいぶん異なった顔を持つのがバイーア料理であり、このムケカだったりするのです。

ムケカは、魚介類(白身魚・貝・エビ)をココナッツミルクで煮込んだ料理です。いっしょに玉ねぎやパプリカ・トマトも煮込み、魚介のダシをいっぱいとったスープ仕立てにします。

調味の基本は塩とレモン汁という潔いまでのシンプルさですが、そこにデンデ油(椰子油)という独特のオイルをまわし入れることにより、ココナッツミルクと気持ちよく混ざり合い、一瞬のうちに複雑面妖なブラジリアンエキゾチック料理へとその姿を変えてくれます。

写真を見ると分かるように、ムケカの表面はまるで「パエリア」のサフランのように黄色くなっていますが、もちろんサフランによるものではなく、じつはこれがデンデ油の色なのです。

私は見ためでころっとだまされ、魚介→煮込みという固定観念も手伝いすっかりパエリアのつもりで口にしたら、そのスープの濃厚さにびっくりさせられました。レストランにもよると思いますが、これはなんというか…無性に白いご飯を食べたくなる味付けだと思います。いっそのことパエリアみたいにご飯も炊き込んだらいいのに…と思うくらいです。まぁそのへんは現地人も同じように感じるのか、きっちり白いご飯もセットでついてくるわけですが…

個人的に味が濃く力強い料理だと感じたので、そう毎日食べるわけにはいきませんが、日本の鍋的な感覚で友人が集まったらつついて食べる風なノリのものだと思います。

他ではなかなか食べられない独特の風味を持つ料理なので、機会があればぜひ口にしていただきたいものです。(東南アジアでは似た料理もあるようです)

【バイーア料理:ムケカ】

Posted at 17:17

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